このページは、仕事が遅い部下にイライラしている、スピードアップさせる育成方法を知りたい人向けの記事です。
あまりにも遅すぎて「こっちでやっておくよ」と仕事を引き受けたり、他のメンバーに手伝うように指示した経験はありませんか?
緊急性の高い仕事なら仕方ありませんが、チーム全体を考えると良いことではありません。
あなたが部下を放置すれば、周囲のメンバーのモチベーションにも影響しかねません。
仕事が遅ければ残業が増えて部下自身の負担が大きくなるし、最悪納期が守られなければ管理するあなた自身に迷惑がかかります。
この記事を最後まで読むと、仕事が遅い人の特徴と対処法が分かります。
仕事の遅い部下の特徴
仕事が遅いと認識していない
そもそも論として、自分の仕事が遅いと認識していない可能性があります。
「仕事が遅い、速い」とは基準がありそうでない仕事が多いです。
管理する側であればその基準を知っていますが、仕事をする側の立場になると分かっていない可能性があります。
特に新人や、(ベテラン社員でも)初めてのタスクに取り組むさいは、それにかかる平均的な時間を知りません。
部下の仕事が遅いなと感じたら、そもそも論として本人がどういうスタンスで仕事に取り組んでいるかを話し合う必要があります。
スピードが速いメリットを知らない
なぜ仕事にスピードが必要なのかを部下が知らない可能性があります。
ゆっくり丁寧に進めることが正義だと考えているかもしれません。
(時間がかかっても)ミスなく完璧に仕上げなければならないと思い込んでいる人は多いのです。
「納期ギリギリでいつも焦っている(もしくは間に合わない)」「やり直しが多い」「いつも不安」、、、悩みを原因がスピード感のなさからきている人が多く、部下自身がそれに気がついていません。
上司であるあなたがスピードが速いことのメリットを伝える必要があります。
タスクにかかる正確な時間を理解していない
「あとどのくらいで終わる?」
「あと10分ぐらいで終わります!」
その後1時間たっても仕事が終わらない部下、、、こんな経験はありませんか?
仕事の遅い部下の特徴として、やるべきタスクに対して自分がどのぐらいの時間が必要なのかを正確に理解してないことがあげられます。
自分の脳力を過大評価していたり、そもそも時間を計ってない人が多いです。
要領が悪い
朝から「今日は何もやることがない」という人はいません。
大小の差はあれど複数のタスクを同時に抱えている人がほとんどです。
タスクの優先度を決めていない、もしくは決められずに効率よく仕事を進められていない人が多いです。
そもそも、自分が抱えている仕事をタスク化していない人もいます。
あまりにも仕事が遅い、要領が悪い部下に対しては、TODOリストを作成させましょう。
そのさい、抱えている仕事を箇条書きさせるだけでなく、優先度が分かるようにしてあげましょう。
仕事の遅い部下の育成方法
全ての仕事に締切を作る
仕事の遅い部下の育成方法は「全ての仕事に締切を作る」です。
人間は弱いもので、「これぐらいでいいか」と気分で楽な方に流されてしまうものです。締切が決まっていないと、仕事に集中できずダラダラ時を過ごしてしまいがちです。
それぞれのタスクに締切が決まっていれば、今日は何を優先すれば良いのかを自分で決められます。
仕事が遅い部下の締切は、本来の締切よりも数日余裕を持たせましょう。
締切が近づいてきたら進捗具合を確認し、全く取り組んでないようであれば「そろそろ始めたほうが良い」と伝えましょう。
慣れてきたら、「自分の締切」を部下に作らせてください。
「自分の締切」とは、本来の締切よりも余裕をもたせた締切を指します。
逆算して動ける部下を育成するために必要なトレーニングです。
ざっくりと期日を決めさせるのではなく、タスクにどれだけ時間がかかるかを計算させて決めさせます。
そのためにはタスクにかかる時間を計っておく必要があります。
大事なのは締切よりも早く終わらせることではなく、自分のタスクにかかる時間を正確に理解して、そこから逆算して自分の締切を決めることができることです。
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