このページでは、報告しない部下の心理と上司の対処法について解説します。
・指示しているの報告しない
・クレーム、トラブルが発生してから報告する
・ウソの報告をする
報告しない部下に悩んでいる管理職向けの内容になります。
さいごまで読むと、どのように対応すれば良いのかが分かります。
報告しない部下の心理
上司に怒られたくない
報告しない部下の心理、1つ目は「上司に怒られたくない」です。
部下から報告があった時、あなたはどんな対応をしていますか?
例えば、部下が1日10件電話営業すると約束していたとしましょう。
「今日は忙してく電話営業は5件しか出来ませんでした。」
これに対して、
「約束したのになぜ出来ないの?」
「サボってた?」
「社会人として恥ずかしいよね」
このように、感情的に反応しいませんか?
上司に感情的に反応されるのが怖い
ねちねちと嫌味を言われるのが嫌
こんな理由で部下が上司に報告しない、もしくはウソの報告をするケースが多いです。
目標未達のほか、進捗状況が思わしくない報告なども含まれます。
上司に報告するタイミングが合わない
報告しない部下の心理2つ目は、「上司に報告するタイミングが合わない」です。
忙しい上司に気を使って報告しないケースがあります。
後から報告するつもりが忘れてしまうパターンです。
特に部下の管理をしながら自分の業務もするプレイングマネージャーに多いです。
報告しない部下の対処法
感情的に対応しない
報告しない部下の対処法1つ目は、「感情的に対応しない」です。
目標未達や進捗状況が思わしくない報告に対しては、「なぜ」ではなく「どうすれば良いのか?」、過去ではなく未来志向型の対応が適切です。
たしかに「なぜ出来なかったの?」と原因追求することが必要なケースもあります。
ただ、「なぜ」と繰り返すことで威圧されていると感じる場合もあります。
上司が「なぜ、、、」と聞いて、部下が「すいません」と反応した場合がそれにあたります。
クレームが入ったなど、相手がいる場合は事実確認が必要なので「なぜ」と部下に質問する必要があります。
しかし、目標未達の場合は原因追求するよりも、「どうしたら次は目標達成できるのか」を部下に考えさせるほうが建設的です。
どうしたらと考えるときに、今回ダメだった原因を部下は考えると思います。
ただ、それは自発的に原因を考えているのあって、上司に「なぜ」と言われて考えるのと感じ方が違います。
どちらにしても「原因」を考えるのであれば、双方がプラスになる方向で話を進めたほうが得策です。
いつも余裕を持って部下と接する
報告しない部下の対処法2つ目は、「いつも余裕を持って部下と接する」です。
「忙しい」が口癖になっていたり、忙しそうに見えるふるまいをしていると、部下から話しかけにくい上司と思われてしまいます。
プレイングマネージャーの場合、部下の管理だけでなく自分の業務もあるので忙しいとは思いますが、部下とのコミュニケーションは管理職の基本です。
部下が話しかけやすい雰囲気を演出することはとても重要です。
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